インターネットの黎明とともに

インターネット、今ではもう使っていないと誰もがしんどくなってしまう文明の利器だ。今更ながらの発言をするなら、もしなかったらどうなっていたかと思うと正直考えられません。そういう意味では2000年になってからのIT導入政策を実行した当時の政府には感謝しよう。何だかんだでネットを利用することで様々な情報を入手できるようになっているので、良くも悪くも時代の進歩を助けたという事実だけは覆られないからだ。

そんな中で特に注目を集めたのは、なんといってもリアルタイムで人と繋がっていられる点でしょう。後々依存する事になる人も出てきますが、いつでもどこでも友人や恋人といった特定、または不特定の人間たちの中で暮らしている、そんな擬似的な体験を得られるようになった。自分がいたことを知っていてくれる、自分の考えていることを見てくれている、こうした事実は心理的に言えば匿名性であっても満たされる傾向にある。繋がっていたい、1人にはなりたくない、そう感じる人ほど今でいうところのSNSに没頭することになっていくわけだ。

けれどSNSにも礎というものはある、タイプは違えど確かに人が見るものとしては間違いなく、また自分の考えを日記形式にて展開して不特定多数の人々に読んでもらえるサービス『ブログ』へと繋がっていく。今でもやっている人は多いでしょう、そんなブログを改めて考えてみようと思います。

黎明期におけるブログ

ブログの始まり、といえば何処からになるでしょうか。まずはそこからですが、当時は自分が気になったニュース、日々の出来事、日常生活に起こった些細なおもしろハプニングと言った、大仰なものから些細なものまで、あらゆる話題をとにかく取り上げて紹介することが全ての始まりでした。筆者は小学生時代、日直だったかどうかは少し記憶が忘却してしまったが、学校が終わった後に何をしていたのかを発表するという、今にしてみればよくわからない事をクラスでしていた。今でもそうだが、日常生活を生きていれば必ず奇想天外・魑魅魍魎といったような状況に出くわすかといえば、そんな事あるわけがない。至って平々凡々と過ごすのが普通でしたから、こんな発表は公開羞恥プレイも同然でした。ネタもない、何もない、至って食べて起きて学校へ行って勉強して帰って寝る、それぐらいだったので話す話題もありません。なので適当に答えるのに必死で、度々失笑を買っていたものです。本当に今考えてもあれは一体何のためにやっていたのか、皆目検討もつかない。

ですが面白いことがないかと言われればそんなことはない、それこそびっくりするようなことに出くわして誰かに言いたくなる場合もあるものだ。個人的には電車で初めて痴漢現場を目撃した時には、驚いて日直日誌に書くほど言いふらしたものだ。今にしてみればやり過ぎかもしれないが。

ただそんな話はやはり事態の直後であればあるほど、新鮮味があってより面白さを届けられる。だけど肝心なときに誰も側にいない、友人がいないとなったら伝えるすべがありません、そういう時にその時の興奮と熱を遺しておくため、インターネット上に日記形式でおもしろネタとして掲載して読んでもらう。それこそブログというものが誕生し、普及した起因となっていきました。もちろん中には大真面目に時事ネタを取り扱っているものもありましたが、やはり一番は面白いかどうかが天秤に乗せるべく話題性と言えるでしょう。

かつてその名を馳せたあの方も

ブログは巷界隈で人気でしたが、インターネットの利用がまだまだ矮小の世界でしかなかった時代においては全国レベルとは言いがたいものだった。筆者にしても、自身のパソコンを持ち始めたのは今から6年ほど前なので、本格的にインターネットのある生活は大分後になります。ただ家では利用できないにしても、学校などでパソコンを使用していたので問題はなかった。けれどやはりブログをしていると楽しいと、ネット内の知り合いに尋ねたらそう応える人が多かったのも事実です。

そんなブログ人気を押し上げたのは、紛れも無くタレントの『眞鍋かをり』さんだ。ブログをしていたことは有名でしたが、一時期は『ブログの女王』とまで呼ばれていたほど。名前くらいは聞いたことある人もいるでしょう、今は別に女王と呼ばれている人がいるので、あくまで‘初代'女王となります。

ただどうしてそこまで人気を集めることになったのか、実際知っている人とそうでない人がいると思います。なので、彼女が一時期やっていたブログ内にて、名言・珍言といったものを探してみると、これなら確かに人気が出るのも分かる気がすると、思わず頷いてしまった。

ブログでの名珍格言集

うむ、苦しゅうない、まずはパンツを脱げ。

これから人生初のカー○ックスを体験してきます!

石川遼くんの熱愛が発覚した、けれど私は母でもなく女でもなく、ただエロい目で見ているだけだから熱愛と聞くだけで妄想が駆り立てられて美味しい

学生時代にマジで好きだった子に告白を決意しポケベルを渡す、直後に妹が件のポケベルへと返信、入力された内容は『ち○こ』→恋という甘い時間は終了しました

たまごかけご飯を混ぜる音がエロ過ぎて食欲どころじゃない件

一応、才媛らしい

釈明しておくと、眞鍋かをりさんは横浜市にある国立大学出身となっている。つまりそれ相応の学力を有しているので、決して頭が悪いわけではない。悪いわけではないが、どうやら人格的な面は相応の精神構造をしているようだ。ただ幾分かタガの外れた内容で、あまつさえ一部の女性からして男性からしても、何処か憎めない内容はもはやネタと言うには正直すぎる本能が見えてくるから、不思議な話だ。

ブログなどを介してその人の人間性とはわりと見えるもの、全てではないにしてもその人が普段どんなことを考えているのか、どういう人間なのか、そういったところまで見えてくるものです。彼女の場合、性に対する欲に従順すぎるという面が強いようだ。悪いことではないが、芸能人という立場でありながらここまで曝け出してしまうのだから、ある意味凄すぎる。リアルな一般人でもこんなことを友人に知られでもしたら引きこもる人が確実に多いはずですから、割りきっていたのかもしれません。

ブログも使いよう

眞鍋かをりさんのような使い方が正しいわけではない。下ネタが苦手な人、いくら匿名性の強いものだからといっても、自分というものを考えたら出来ることは意外と小さい。また仮にリアルの友人に見られでもしたら恥ずかしくて死ねる、なんて人もいる。SNSにしてもリアルの友達には知られないようにする、が鉄則と考えている人もいるので複雑だ。

けれど普段自分が言えない、また伝えたい思いの丈をぶつけられるという意味ではブログが人気を呼んだのも分かる気がする。それは現在でも続いているブログ利用が証明しているはずだ。